2002年07月14日(日)

わからんもんはわからんのよ。


近頃「これはこういうもんだ!」というこだわりが
少なくなってきたような気がします。

悪い意味ではなくいい意味で、ですけど。
それは自分についてがいちばん多い。

昔は客観的に見た自分を分析したりして「私はこういう人間だ」とか決めつけてたところがあって。
固定観念も強くて、そのうえ頑固で聞く耳持たないというか。
でも決めつけちゃうとそれに沿うように無意識に行動しちゃうもんだなぁって気がついたんです(笑)
理想があって、それに向かって何かするのとはちょっと違っていたんですよ。

もちろん理想もありました。
「こういう人間になりたい」っていうね。
たぶん変化を求めていたんです。
だけど人間的な変化なんぞ、すぐに訪れるわけもなく(苦笑)

それに日々、変化は絶対してるんですよね。きっと。
だって考えてる事が毎日コロコロ変わりますもん。
はっきりものを言う事がいいことだと思う時もあれば、
黙っていたほうがいいと思う時もあるし。
同じ人と話して「キライ」と思っても
「やっぱり好き」って思う日もある。
「黒か白か、答えないと」なんて思って。
そういう全く正反対の思考を繰り返していくと、
結局のところ「わからん」になってしまうですよ。

「いつからが大人でどこまでが子どもなの?」
なんて歌詞がZARDの歌にありましたが(笑)
そんな感じで、見えないものに境界線を引くことって難しいなぁと。
だからこそ、今は何をするにしろ何を言うにしろ
本当にわからない時は「わからん」て言う。

そしたらようやく
「自分て本当は結構優柔不断な人間だなぁ、アハハ」
って肩の力が抜けた(ような気がする)。

肩凝りは相変わらず治らんけどね。
No.184 天使

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