2005年07月14日(木)

顔で笑って心で泣いて。


女子バレーボールワールドグランプリ2005、見てますか?
あれ見てると、バレーボールやりたくなります。
そぉ〜れっ!!とか言ってサーブすれば、日頃の鬱憤を晴らせそう。

ハンバーグの空気抜く作業で「キライな人を思い浮かべて(肉を)叩きつけろ」とかよく言うじゃない。
でも、実際ハンバーグのタネはネチャネチャして手から離れてくれないわけで、キライな人が余計まとわり付いてくる感じがするから全然スッキリしない。
それに比べてバレーボールはホントに飛んでいくからね。
やりたいね、好きな仲間と円陣とか組んでさ。

さて。バレーボール選手のみなさんは背が高いですね。
背が高いと「バレーボールやってたの?」だの「モデルさんみたい」だのと言われることがいまだによくある。きっと彼女たちも、そう言われてきたうちのひとりだろう。
(本当にバレーボールやってるケド)

私は身長が168cmなので、いくらヒールの低い靴を履いたところで軽く170cmを超えてしまう。
背が高いことにコンプレックスを持っていた時期もあった。
小学校・中学校時代の話だけどね。
今となっては全然構わない。
むしろ、この身長で損することなんてナイ。

だけどもさ、一部の男性にとっては脅威なんだろうね。背の高いオンナってのは。
威圧感とかイメージとか、勝手に持たれてこっちも迷惑なんだけど(苦笑)
そのうえ、背が高い人はみんなバレーボールやってるだのモデルやっているだのってのは、あまりに発想が貧困である。

学校でも面接でも職場でも「背が高いですね〜」と言われることが多かった。
中には「うわっデカイ」とかあからさまに言う人もいた。
「だからナニ?おまえに何の関係があるんだ」と心の中で私は常日頃思っていた。
きっとコイツはコンプレックスについて、深く考えた事のない人間に違いない。
そんな人間には私だって「足が短いですね〜」とか言えるものなら言ってやりたい。

他人の身体的な特徴を、あからさまに口に出す人がニガテです。
コンプレックスを自覚して、それを自分で笑いに変えてる人もいますよね。
それはすごいことだと思うんだけど、顔で笑って心で泣いてる人も中には沢山いると思うんだよね。
世の中には障害を抱えて生まれてくる人もいます。
五体満足に生まれた幸せ以上に求める幸せは、
身体的な所じゃなく精神的な所にあるんじゃないかな。。。

前にも書いたけれど、目の前に居る人間をそのまま受け入れることで、相手にも自分にも優しくなれると思うんだ。
そのまま。って簡単そうで難しいけど、やってみませんか。
No.420 天使

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