2005年08月05日(金)

疲れ眼世代。


2005年08月02日(火)

日本が危ない。


サンブロッ〜ク!!
紫外線レシー〜ブ!!
メラニンアタッ〜ク!!


てな感じで、暑いですな。

日本があ〜ぶな〜い かなりあっぶな〜い♪
と 歌っている
胡桃沢ひろこ自身が危ないよ!
なんて思っていたのですが、この暑さから想像するに
地球温暖化が進んで、本当に危機的状況なのでしょうね。
1992年にリリースされた歌。タイトルは「日本があぶない」。そのまんまやんけ。

クール・ビズなんてのをよく耳にしますが
これも地球温暖化防止の一環なんですよね。
スーツ脱いで、ネクタイ外して、オフィスの冷房温度を
少しあげましょう、という。

冷房温度を26℃から28℃に変えるだけで
17%の省エネが期待されます。
...と、どこかで読みました。
17%という数字がどのくらい影響があるのか
よくわからん。良くも悪くもならないとか
ちょっとはマシになるって程度かしら。
まあ、取り組む姿勢が大事、とは思いますが。

ちなみに私、冷房はほとんどつけません。
つけるとしても26℃以下にはしません。
猫の為につけていると言っても過言ではナ〜イ。

そういえば、チョビのために「アルミひんやりプレート」を買ったのだが、全然乗ってくれません。むしろ、暑い所でうだうだしてます。
猫は省エネなのね〜☆
ひんやりクーラー倶楽部 M
No.456 ちぐはぐな感じ。 天使

2005年07月27日(水)

ポンちゃん─後編─


宵闇がせまる頃、先に帰宅した母からメールが。
「あの子、鳴いてるんだけど。胸が痛い。どうしたらいいんだ(汗)」

やはり、、、まだ居たか。
あの子とは、そう。ポンちゃんだ。

家路に急ぐ。
んで、マンションの下に佇んでいる母発見。
「ずっと鳴いてるのよぉ。もーやだぁ〜」と困り顔。

私もまた悲鳴を聞かされるのはイヤだ。
今夜も眠れなかったら死んじゃう。

残る望みはひとつ。
工事現場の作業員のにーちゃん達だった。
彼らなら、道具も持っているし、力はありそうだし
何かしてくれるんじゃないかと思った。

そこに通りかかった1人の作業員のにーちゃん。
(以降略、作業員A)
こちらから声を掛けようと思ったら
「何かあったんですかっ?!」
と逆に声を掛けて走ってきてくれた(かのように見えるくらいかっこよく登場)。
まだ何も解決していないのに、このひとことで暗く深い沼から救い出された気分になった。
(なぜ沼にハマっていたかは─ポンちゃん前編─を読んで欲しい)

そこで、今朝あったことをひと通り話し、じゃあどうしましょう?ということになった。
とりあえず鉄柵を開け、ポンちゃんが居る事を確認。
お腹が空いているだろうということで、母が持ってきたチョビ様用の笹かまを投げた。

タヌキって雑食なんですよね〜ケラケラケラと笑いながら
3人で排水溝を覗いていると、そこの他の作業員&事務員が
「どーしたっ!?ナニナニ。タヌキ?えー!!」
という感じで、あっという間にオーディエンスが10人近くになってしまった。
やはり東京のど真ん中でタヌキは珍しいのだな。
しかし、こんだけ人が集まると、心強い。

懐中電灯でポンちゃんを照らしながら、しばし観察。
ポンちゃんはまだまだお腹が空いている様子。


作業員B:「チーズで誘い出して捕まえるか!」
作業員A:「なんでチーズなんか持ってるんだ」
私:「、、、つまみですか?」
作業員B:イェーイのポーズ(すごく笑顔。激しくハイテンション)
作業員Bは、近所で一杯やってきたらしくすでに顔が赤かった。
事務員のおねえさん:「まぁた呑んできたの〜?」
作業員A:「とりあえず(チーズ)投げろ」
作業員B:「オレ、捕まえるから足持って逆さ吊りして!」
母:「逆さ吊りしたら排水溝に顔がハマっちゃわないかしら」
私:「いや、排水溝より顔のほうがちっちゃいでしょ」
母:「このままココから出てこなかったらどうしよう」
私:「そしたらもう観察日記つけるしかないね。”タヌキと私の夏休み 2005summer”とかって」
作業員D「じゃあ名前付けないとダメっすね」
作業員C:「タヌキってニックネームつけにくいよね。タヌちゃんとか?」
事務員のおねえさん:「タヌキだからポン太でしょ」


こんな会話をしながら、役割分担が決まった。
懐中電灯でタヌキを照らす係(1名)
餌を投げる係(1名)
タヌキを捕まえる係(1名)
応援する係(複数名)

ポンちゃんは人慣れしているのか、下水道から全身を出すことはしないが、顔は普通に出してこっちの様子を伺っている。

エサを投げ、ポンちゃんの体が出てくるのを待つ。
エサを取りに出てきたポンちゃん。
今だっ!!と手を入れた瞬間、目にも留まらぬ速さでエサを取って隠れた。
下水道から食べている音だけが響く。

こんな事を何度も繰り返したが、やはりポンちゃんは捕まえられない。

作業員A:「ココのふた(鉄柵)、開けといて自然に逃げるのを待ちましょうか」
事務員のおねえさん:「危なくない?酔っ払って落ちちゃう人いるかも」
作業員B:「オレとか」
事務員のおねえさん「そうそう」


結局、工事現場で使っているカラーコーンを排水溝の脇にひとつづつ置き、コーンバーでそれを繋いで境界線を作る事になった。
そして、排水溝の鉄柵を開けっぱなしにする代わりに、網目の細かいフェンスをタヌキが外に出られるくらいの角度にして、かぶせた。

作業員A:「じゃ、1時間くらいこのままにしとこうか」
事務員のおねえさん「そだね」
母&私:「色々して頂いてありがとうございました(ぺこぺこ)」
作業員A:「いえいえ。では、とりあえずこのままということで」
母&私:「はい。ありがとうございます(ぺこぺこ)」


日中外で働いて疲れているだろうに、1時間も付き合ってくれた工事現場の皆さんに感謝。

一同解散後、家に戻って時計を見ると20:30を過ぎている。
「うぅ・・・タヌキと同じくらいお腹すいたかも・・・」

そして、夕飯を食べたあと、テレビなんぞを見て食休みする。

子の刻。
疲れたし、お風呂入って寝るか。。。と思ったその時。
私のベッドに伸びていた母が「タヌキッ!タヌキが外に出てる!」と叫んだ。

ベッドの横の窓から外を見てみると、ポンちゃんが外に出ていた。
恐る恐る歩いていたが、人の気配がないことを確認したらしく
なにやら猫の様にコーンに気持ち良さそうにスリスリしている。
(朝からずっと思っていたことがある。
ポンちゃんは本当にタヌキなんだろうか?
私にはハクビシンにもアライグマにも見える。
でもみんなが「タヌキだ!」というのできっとタヌキなのだろう。)

「ポンちゃん、逃げろ!とりあえず近くの公園にでも行け!」
と遠くから念力を飛ばした。
(シャッターチャンス!と思ったのですが、ベランダから撮った写真にはポンちゃんの光る目しか写りませんでした ^_^;)

ポンちゃんは隣の家の車の下やあたりを見回してから、公園へ続く細い道に入り、トットコ闇の中に消えていった。
「プハ〜。よかった・・・。」
こうして、排水溝に閉じ込められていたポンちゃんは、自由の身となったのでした。

このあと、ポンちゃんが仮に交通事故にあったり、他の誰かが通報して捕獲されたりしても、それはそれでしようがない、と思うほかない。
ただ、早朝呼んだ警官のように「このまま排水溝から出さずに餓死させたほうが捕獲するより動物にとってはいいかも」というニュアンスで言葉を濁し、実際何もせずに帰ってしまう行動は、警官である前に人間としてどうなの?と思った。

一番の願いは、大きな公園か近くにある森で暮らせるようになること。
タヌキって人なつこいっていうし、棲みついた先の近所の人たちとうまく共存できたらいいのになぁと思うのです。
ポンちゃんの未来に幸あれ。

それにしても、工事現場の人たちは人情味溢れるあたたかい方ばかりだったです。

■タヌキの参考画像
動物と写真のサイト:Kazoo様よりお借りしています。
No.446 ちぐはぐな感じ。 天使

2005年07月27日(水)

ポンちゃん─前編─


今朝の3時頃「キーッ、キーッ」という音が聞こえた。

新聞配達かな
半ば寝ぼけていたのだけれど、その音がいつまで経っても聞こえてくる。
音が気になって眠れない。
30分もうちの近所行ったりきたり?おかしいな。。。
窓から外を見てみる。・・・誰も居ない。
もしかしたら野良猫がどっかに挟まって鳴いているんじゃ?
心配になり、マンションの下まで降りた。

私が住んでいるマンションの隣と真向かいの土地では、
新しいマンションの建設工事が行われている。
ネコが機材に挟まれていないかチェック。、、、いない。
周辺の車の下などにいないかチェック。、、、いない。
でもどこかから、鳴き声は聞こえてくる。

わりと近くだ。一体ドコに???

耳を澄まし、再び鳴き声を待つ。
キーッ、キーッ
ハッ!と足元の排水溝(下水道?)を鉄柵越しに見てみると
なんとそこには○○○がっ!!

○○○と書いたのには理由がある。
私にはその排水溝の中にいる動物が、アライグマかフェレットのでっかいやつ、もしくはネズミのでっかいやつにしか見えなかったからだ。(まだ夜が空けてなかったので、よく見えなかったせいもあるが、私は動物オンチです)

その動物と目が合ってしまった。
とても可愛い目をして、こっちを見上げてまた鳴いた。
鉄柵を持ち上げて外に出してあげたいけれど、凶暴な動物だったら怖いしなぁ。。。

どうしよう!!パニック☆
考える間もなく家にいったん戻り、即110番。
警察に連絡することなのかどうかわからんが。
アレです。私の人生で、初110番です。

朝の4時に初110番。
ちょっと東北訛りの抜けない男性が電話に出た。

ケーサツ:「事件ですか?事故ですか?」
ワタシ:「えーと、事件、、、というか事件じゃないというか、排水溝にイヌとかネコとかではない動物がいて、それであの、ずっと鳴いているんです。」
ケーサツ:「大きさはどのくらいですか?」
ワタシ:「大きさはネコより少し大きいくらいで、でもあのイヌとかネコとかじゃないんですよ。あ〜、なんか見た事あるような気がするんですけど!モグラとか。あ、モグラは見た事ないんですけどイメージで。キツネでもないし、アライグマでもないし、でもなんかそういう顔の動物で、名前は思い出せないんですけど、、」
ケーサツ:「イヌとかネコとかじゃないワケですね?」
ワタシ:「そーなんです!イヌとかネコとかの類じゃないワケなんです!」
ケーサツ:「なるほど。ではすぐにそちらに警官向かわせますから、その現場にいてくださいー」

という訳で、住所と名前を聞かれ、私はひとり道路に佇んでいた。
警官が来るのを待っている間「一体、ワタシは朝っぱらから何をしているのだ?!」と頭が混乱してきた。
10分ほどして、自転車をギコギコ漕ぎながらおっちゃん警官1名が到着。

ワタシ:「すみません。こんな朝早くに、、、」
おっちゃん:「いえいえ。で。あ、この排水溝?なのね?」

なぜかこの警官も東北訛り。
先程電話で「警官向かわせますから」なんて言っておいて、
自ら現場に来たのではないか?というくらい訛りも声も似ていた。

おっちゃん:(鉄柵の中をのぞく)「ん〜?」
(○○○の姿が見えず)
ワタシ:「アレ?おかしいな。さっきまで居たんですけど」
おっちゃん:(鉄柵を持ち上げる)
(○○○がひょっこり顔を出す)
おっちゃん:「んぁあ〜・・・これはタヌキだナァ〜」
ワタシ:「Σ(- -ノ)ノ エェ!?」

タヌキです。と言われても。
実物を間近で見たのは初めてで、思っていたより小さかった。

おっちゃん:「どっかから入ってきたんだナ、コレは〜」
ワタシ:「誰かが飼っていてココに捨てたわけではないんですかね」
おっちゃん:「ん〜こんな所にタヌキ住んでないからね〜誰かが飼ってて逃げ出したのかもしれんね〜。で、ココにいる、と」
ワタシ:「この子、保護してもらえるんですか?」
おっちゃん「ん、ん〜。警察の見解としてはね、捕獲しても動物管理課では飼えないからね、ん、ん、捕まえたら動物実験に使われるか、処分されるか、もしくは動物園に引き取ってもらえたとしても動物の餌になっちゃうと思うんだよね。うん。(←自分の言葉に頷いている)」
ワタシ:「え。じゃあこの子、どうしたら?」
おっちゃん「ん、ん。だから、捕獲しても動物実験に使われるか、処分されるか、動物の餌になっちゃうのよね。うん。(←説明が短くなってリピート)」
ワタシ:「あの、でもこの子、外に出たがってずっと鳴いてて、、、」
おっちゃん「うん。だから通報者のアナタがどうしたいか?ってことになるんだよね〜」
ワタシ:「ワタシの意見次第っ?!」
おっちゃん:(頷いてる)
ワタシ:「生きられないんだったら捕獲は無しってことで。でもでも、外に出られなくて鳴いてると思うんですよ。これ放置できないですよね。逃がしてあげたいんです。このふた(鉄柵)しばらく開けといて出てくるのを待つ、とかできないんですか?」
おっちゃん:「開けたままにはできないのね、法律的な問題で。それに落っこちゃう人がいたら危ないしね。子どもとか。」
ワタシ:「あの、じゃあどうしろと???」
おっちゃん:「アナタが飼う、というなら捕獲しても生きられるんだけどね〜」
ワタシ:「家でタヌキを飼うっ?!無理です!!」
おっちゃんおっちゃん「ん、ん。だから〜、捕獲しても動物実験に使われるか、処分されるか、動物の餌になっちゃうと思うんだよね。うん。(←リピート3回目)あとはこのままにするかだね」
ワタシ:「このままぁ〜?他に方法は・・・」
おっちゃん:「ないね〜逃げしてあげられれば一番いいと思うんだけどね。でもなかなか出てこないからね。で、ココは開けっぱなしにはできないんだよね、法律上」

え〜と、え〜と・・・ダメだこりゃ。

こんな会話をずっとしていて、私は頭が回らなくなっていた。
だけど、この警官が役に立たないということだけは分かったので
ひとまず何もしないことにした。

ずっと人間が喋っていたせいか、タヌキは姿を下水道に隠し、おとなしくなっていた。

家に戻ると、時計は5時半を回っていた。
うあぁ・・・。
私はベッドに横たわりながら
「ポンちゃん、どうか別の穴を見つけて外に逃げて!」
明けたての夜を窓から眺めながら思っていたのです。

〜「ポンちゃん─後編─」につづく〜
No.445 ちぐはぐな感じ。 天使

2005年07月20日(水)

夏の彼。


2005年07月14日(木)

捨てたいモノ。


2005年07月13日(水)

ま、まちがえたっ!


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