2000年08月24日(木)
消えない言葉の住処。
どうしても眠れない。
そんな時には通常に起きている時間には、考えつかないような事が脳裏をかすめます。
だから早く言葉にして誰かに伝えたいけれど、真夜中だったりするので電話をするわけにもいかないし。
たとえ真夜中に電話に付き合ってくれる相手がいたとしても、言葉にすることがむずかしいのでこんな風に文字にします。
突然何か浮かんだ時は、紙になぐり書きをします。
眠い時に書いているのでミミズの這ったような字が残ってる事がしょっちゅうあって、あとで読むとなんじゃこりゃ・・・なんですけどキーボードに打ち込む文字よりも気持ちが見える様な気がするのです。
不思議です。
たとえばそれは、これは違うなと思ったら、二重線を引っ張って消すこと。
だけど紙に書いた文字は残っていて、二重線を引いても最初の言葉は消えない事。
キーボードで文字を打ち込んで変換していると、きれいな言葉ばかり選んで本当に言いたい事は書いてないじゃないかと思う時があります。
自分がうわべだけの人間のような気がしてたまらなくなります。
言いたい事は書いてるつもりなのに、なんだかちがう人間のよう。
書いている事に嘘は無い筈なのに。
No.283
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