2008年12月20日(土)

海よりも深いところ。


兄弟会、兼忘年会@新宿。

父が亡くなって4ヵ月経ちました。
私はこれまで「一人っ子」でずっと通してきたんだけども
正式には3人の異母兄弟(兄)がいるですよ。
一緒に住んだことは無いんだけどね。

時代によっては、あまり驚くべきことじゃないのかもしれないけれど、母親が違う兄弟がいることを話すと「大変な境遇で育ったのね」とか言う人も結構いて。
「いや、そんなんじゃないっス」とか、どうでもいい人たちに
いちいち説明するのも面倒で「一人っ子」だって言ってました。

”普通の家庭”の定義なんてよくわかんないし、
誰しも色々な事情があるでしょう?

可哀相がられるとか同情されることとかって私にとっては、
なんか、ね、嬉しくないことです。
世の中には、同情されて優しくされたい
とかって人間もいるとは思うけど。

まあ、細かい話はさておき、異母兄弟がいるんだけども
記憶が定かでない小さい頃から20年近く会ってなかったんだ。
それが、父親が病気になって再会した、と。

初めて2番目の兄と駅で待ち合わせしたときに、
ずーっと会ってないからすっごく緊張しました。
だけど、お互いすぐに顔がわかって嬉しかったなあ。
「小さい頃の記憶しかないから、会ったら頭撫でてやろうかと思ってたけど、ずいぶんおっきくなったんだなあ」
と言われたとき、泣きはしないけど心がジンとした。

長い間会ってなかったから、話したいことがありすぎて
いまでは並みの兄弟より話してるんじゃ(・・???
というくらい話してます。

なんか不思議。

この年になって、友だちみたいにお兄たちと
ルネッサ〜ンス(乾杯)してお酒呑んだり
カラオケ行ったりできるなんて夢にも思いませんでした。

子どもの頃、「お兄ちゃんがほしいぃぃぃ」と母におねだりして
「いまからお兄ちゃん作れるわけないでしょ!ヾ(`◇´)ノ彡☆」
冷たく言い放たれた私の願いがやっと叶ったわけです(笑)

一番上の兄から「お父さんも(忘年会に)参加したかったろうな。」
ってメールもらって「たしかに!」と思いました。
なにせお酒の場、楽しい場が大好きな人でしたから。

だけど、話の端々に父の話が出てきたから
きっと空からビール片手に参加してるんじゃないかって
気分になったのは確かです★

さー、これからどんどん兄弟するゾー!!
(兄弟する、ってなんだろう?)

では(^ω^)ノ

No.2114 デート/酒呑み日記★兄上 天使